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妊娠のしくみ

妊娠が成立するためには、女性が正常に排卵していることが大切です。排卵は生理が始まった日を第1日目として約14日目頃に起こります。排卵直前になると脳下垂体からLH(黄体化ホルモン)が急激に分泌されるようになり、このホルモンの急上昇が成熟卵胞を破裂させると、卵巣から卵子が飛び出して排卵が起こります。

排卵後に卵巣に残った卵胞が黄体を形成してプロゲステロンを分泌し、受精卵の着床のために子宮内膜の準備をして基礎体温を上昇させます。体温は排卵後1〜2日後に起こって次回の生理の時まで高温を保ちます。

排卵によって出された卵子は、卵管采に取り込まれて卵管の中へと送り込まれます。卵子の寿命は排卵後8〜24時間で、精子の寿命は約48時間です。そのため排卵の2日前から排卵日までの間に受精することが理想的です。

精子は膣に射精されると、子宮頸部や子宮体部を通って卵管までたどりついて、卵管膨大部で卵と出会います。卵子と精子が正常に出会う事ができると精液の中のたった1つの精子だけが卵子の膜を貫通して結合することができ、これが受精です。

受精してできた受精卵は、数回の細胞分裂を繰り返しながら卵管を移動し、全ての準備が整う4〜5日後に子宮内膜にくっついて、内膜の中にもぐりこみ着床します。こうして妊娠が成立するのです。

着床後は、卵巣で卵胞が黄体化して分泌されるプロゲステロンによって妊娠が維持されていきます。黄体が正常に発達ぜずプロゲステロンの分泌が低い場合は、受精卵は子宮内膜とともに剥がれ落ちて再び月経周期が始まることになります。

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